漫画名言2「モデルは素材に過ぎない」byエスパー魔美 パパ

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おはようございます。火曜担当しもじです。

寒い日が続いています。
風邪、ひいていませんか?

私の部屋事情をご存知の方は、しもじの部屋には暖房器具がないことも知っているかと思います。
正確には暖房器具はあるが使っていない、のですが…
使わない理由は、「ガマンできなくもない」からです。
えぇ、これで凍死してももちろん誰にも何もいえません。
むしろ、周りのみんなは「使いなさい」と言ってくださってますし。

まぁ、部屋の中は自己責任となるわけですが。
先週の日曜日、本当に寒い日がありまして。

普段降らないのに、「雪降ったよー」なんて場所もあったんではないか、という寒さ。

土曜日の夜から風が出てるなぁとは思っていたんですが…

私の住む、築年数がかなりたった年季の入ったアパートでは。

水道管が凍りました。凍結です。
しかも、湯沸かし器部分の水道管。イコール、お湯が出ない。イコール、シャワーが浴びれない。
と見事な三段落ち。
そして私は裸で凍える。本気で寒かったです。

しかも、洗濯機も水が出ない。だから、まわせない。
理由を探したら、蛇口とホースが凍ってた。

もうね、ビックリするね。
大阪に出てきて9年超。
こんなんは初めてです。

2010年の夏の暑さも、「かなり暑い」と言われていました。
が、2010-2011年の冬も「かなり寒い」といわれるんじゃないかと思います。

皆々様、お体ご自愛くださいませ。

さて、寒いと丸くなるのは何も動物たちだけではありません。

人間だって、防寒のために着込んだ服で丸々と。

運動不足で冬の間は溜め込み状態って方もいるかと。
(少なくとも、私はそうです。季節関係なくですが…。哀しい)

もうちょっとしたら(もう出てる?)、春物が売り場を賑やかにしてくれるでしょう。
春物って色合いはパステル(=膨張色)で、生地が薄い(=ボディラインが出やすい)。
まぁ、なんというか。
女性にとっては「なんとかしなくっちゃ」と思う服が多いのですよね。

そんな服選びのとき、スタイル抜群すぎて一体何をモデルにしたんだかわからへんマネキンを前に、「○○みたいな体だったら」と思ったことはありませんか!?

みんなの憧れを聞いたら、以下のようになりました!! ↓↓↓


1位 峰不二子『ルパン三世』 22.4%
2位 朝倉南『タッチ』 17.3%
3位 毛利蘭『名探偵コナン』 11.8%
4位 ラム『うる星やつら』 11.0%
5位 ナミ『ONE PIECE』 9.3%

これは男性編。

女性編だと、蘭がいなくて、代わりにナナが入ります。

うん、みんなスタイル抜群だね!
私はこれに、泪姉さん(byキャッツ アイ)を入れたいところです。

ところで。
女性編のナナは別として。

スタイルのいい女性が出てくる漫画は男性(少年・青年含む)向けです。
漫画家さんの性別は男女混ざっておりますが。

他に、ご存知の方も多いキャラクターでは、エヴァンゲリオンの綾波レイとかもとても14歳とは思えないプロポーションをしておりまし。

反対に、かっこいい男性(もしくはスタイルのいい男性、か?)が女性漫画に多いかといえば。
ビジュアル面ではやはり男性漫画の方が多いのではないかと思ったり。

でも、女性の理想を体現しているのはやっぱり女性漫画だと!

このあたりも好みだったりするし、あんまり強調すると「そうかな?」と思われちゃいますのでこのあたりで。

また、サンデーやマガジンの扉を飾るグラビアアイドルも、可愛くて、色っぽいと思いませんか?

小学生の頃は、サンデーを買うのが恥ずかしかった。
なんでしょうね。色っぽいというところに過剰反応する、ウブなとこもあったのですね、昔は。

そうそう。
漫画でも写真でも、スタイル抜群!とか色っぽい!とかかっこいい!とか。
イロイロな見え方があるんですが、これって描いている人や撮っている人の思いが反映されてるんですよね!!

カメラマンさんと一緒に仕事をして思うのは、特に被写体が女性の場合、カメラマンがその女性を「かわいい」と思っているのか、「色っぽい」と思っているのかでずいぶんと仕上がりが違うのです。
そうなると、「かわいい女の子が好き」というカメラマンに撮って欲しいと思っちゃうわけです。

漫画のキャラクターの場合はもっとですよね。

ということで、画家を代表して(?)。
エスパー魔美から、魔美のパパさんのコメントを。

「モデルは素材に過ぎない。そこからイマジネーションを膨らませるのが画家の仕事」

そうだね。
全くだ。

小学生の頃からずっと不思議だったのは、本当に全ての人が同じものを同じように見ているのかな?ということでした。

私には犬に見えるものも、他の人には、私にとっての猫の姿で、犬に見えているのかなーとか。

見えないものは存在しないことと一緒だ、という人もいます。

視覚で捉えた映像が脳で「写ったものは何か」を判断するとき、そこには記憶とか知識が必ずあるんですよね。結果的に、目に写っているのに認識しないというのも脳が判断してる。
そうなると、見えているのも(見えていないことにすら!)、一人ひとりの記憶や知識によって当然見えるもの、見えたものの感想は変わってくる。

上で取り上げたランキングでも。
スタイルがいい=女性らしい
スタイルがいい=色っぽい
スタイルがいい=憧れる

などと、同じ用語でも受け取り方は千差万別。
それらの受け取り方を分かりやすいように表現されているのが、漫画のキャラクターなんでしょう。

もっと言ってしまえば、男性がいくら「あいつスタイルがいいよな」と言っても、それがその男性の好みとは限らないんですよね。
(反対の立場で、いくらかっこいい男性と言っても好みじゃないってことがあるので、分かるかと思います)

スタイルはスタイルで、好みは好みで、人それぞれに感じ方や考え方があるんです。
たまに、スタイル=好みとイコールでつながれた人もいるでしょうが。

ということで、スタイル抜群の○○ちゃんみたいじゃなくても、その何がいいのかと突き詰めていけば、もっと簡単に理想には近づけるハズです!

だがしかし!
私は、まだまだこの寒さをやり過ごすために皮下脂肪を溜め込んだままで行こうと思います。