映画の中の名言「語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない」by海の上のピアニスト

おはようございます。火曜担当しもじです。

すっかり一般的になった「USBフラッシュメモリ」。
パソコンのUSBハブにさすだけで、データのやりとりが簡単にできる持ち運び可能なメモリーです。
先日、金曜担当エリーにデータを渡す際、CDに焼こうと思いましたが最近使わないあまりにブランクCDがないことが判明。
「USB(メモリ)あったらデータうつすよー」
と伝えたら、早速購入しておりました。エリーは行動が早い大人です。
で、その際、「USBメモリの価格って下がったよねー」ということが社内で話題に。
男性スタッフEさんが、「前は256MBだって高かったのに・・・・・・」といってました。
そうそう、あったよねぇ。256MB。
おそらく、USBメモリで始めのころはこれでも大容量の方でした。
斯く言うワタクシも256MBのフラッシュメモリで大学生活は事足りていました。
そして、卒業して6年弱。
その間に4GBのフラッシュメモリが1,000円を切る時代になっておりました。
ちなみに、当時256MBのフラッシュメモリは3,000円ほどしたと思います。
大量のデータをやりとりする云々で「3G」回線では間に合わず、4Gやら何やら次世代通信とか言われているものすら導入されている昨今。
あまりに膨大なデータの前に、ぼやっとしていたら完全に激流の中に取り残されるのだなぁと小さなメモリフラッシュ一つに考えさせられました。
そうして、必死についていこうと思い「32GM」というこれまた大容量のフラッシュメモリをGETしたワタクシです。
しかし、これ。買ったはいいのですが、これまでのところ全く入れるデータがないという・・・・・・。
果たしては、ワタクシに必要なものだったのかどうか甚だ疑問であります。
そうして、きっと気づけば32GMすら「え?まだそんな(小さな)容量の持っていたの?」ってことになるんでしょう。
技術革新、おそるべし。

そして、この技術革新の早さは同時に「流行」の回転を上げている原因でもあります。
昔はやったあの言葉 いまや死語とならんかな
です。
あえて使う「ナウでヤング」すら伝わらなくなってきているのでしょう。悲しいことに。言葉というのは生きものだ、と高校時代の恩師はおっしゃっておりました。
そうですね。
時に成長し、時に退化し、絶滅し、新しい言葉が生まれる。
一つの生き物を見ているようです。


「OL」も「ちょい悪おやじ」も「イクメン」も「女子会」も「イケメン」も、みんなもう食傷気味で使っていないよーという印象。
そうすると、その言葉が使われなくなって死んでいく。
ITOMAには毎号たくさんの言葉が踊っています。
死んだ言葉が踊っているとみるのか、それすらも味と見ていただけるのか。


そう、ITOMA7月号が昨日からは発行されています!
「もう会社に届いたよー」という方、ぜひともご覧下さい。ダンディーな微笑みがお待ちしております(笑)
「まだ見てないよー」という方、お近くのラックまでお手数をおかけしますが取りにいっていただけますと幸いです。えぇ、ラックでダンディーな微笑が・・・(くどい)

今月号の表紙は・・・・


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タイ王国首都バンコクにある、ワット・ポー寺院の涅槃仏です。
横になった仏様です。
仏様とはいいますが、お釈迦様です。
知っている人は知っている。知らない人は興味がない。
一口で仏様と言っても、それはもう幾千万の仏様がいるんです。
薬師如来、大日如来、阿弥陀如来、釈迦如来などなど・・・
言い方が違うだけで、全部同じ仏様なのでは?と思っているかもしれませんが違うんです。
お経にも、恒河砂(ごうがしゃ)の数ほど仏様がいると書かれているんです。
恒河とはガンジス河のことです。ガンジス河の砂の数・・・無数の仏様がいるんだということです。
それで、その仏様、一体何が違うの?と疑問に思いますよね。この流れだったら。
それは「願」が違うんです。
仏という字は本来、佛と書きます。これは人に非ずという意味です。
慈悲と知恵が人を超えた存在、それが仏様です。
慈悲がそれはそれは大きいので、悲しんでいる人苦しんでいる人をできるだけ「救いたい」と考えているのが仏様です。
で、それぞれに「こういう人を私は救う」と今でいうマニフェストを掲げているんです。
それが「願」です。
その内容が仏様ごとに違うってことです。
どう違うのかとか、どんな「願」を持っているのかということについてはまた今度。
話が脱線しすぎました。
そんな仏様の一人にして、地球上に現れた唯一の仏様、それがお釈迦様です。
お釈迦様が入滅(仏の死)する様とも、悟りを開いた様とも言われる涅槃仏。
穏やかな表情が見る人の心を一瞬静寂にするようです。
大きなお釈迦様が目印のITOMA7月号をよろしくお願い致します!!

さて。
みなさんは、デザイナーさんの仕事を見たことがありますか?
ITOMAガールズのうち、月曜担当カワノさんと木曜担当バタコちゃんはITOMAやその他いろいろなものを創り出すデザイナーさんです。
彼女たちの仕事を見ていると、すごい!
何がすごいって、マウスというかキーボード捌きが(笑
何しているのか、パンピー(死語)には不明すぎる指さばきです。
きっとあれは、手首に悪いんではないかしら?と思っていたら、人間工学に基づいたこんなマウスが発売されたとのこと。

【サンワ、腱鞘炎になりにくいUSB5ボタンマウス】

できれば、制作さんズにプレゼントしたいです。
でもなかなかいい値段。お財布と相談ですネ。

物を作り出す仕事というのは世の中には溢れています。
それを生業とする仕事を「表現者」とか「発信者」とか言われます。
日本唯一の国営放送局といえば、NHK。
NHKの番組はセットや準備が大掛かりで見ていてためになることが多くて好きです。
ただ残念ながら、私がNHK番組を見ることができるのは実家に帰省したときか人の家に遊びに行った時しかありません。
そのときに見貯めするのは言うまでもありませんが。
そんなNHKの一番組に関するコラムがあったので貼り付け。

【未解決事件は時代の「大いなる失敗」、NHK『未解決事件』の制作意図】

国だからこそできることってあると思います。
反対に民営だからこそできることってあると思います。
どっちがいいとか悪いとかではなくて、それぞれが自分たちのできることをしていたらそれだけ幅のある情報が消費者・視聴者に届くということです。

このブログを見ている方は、ITOMAを読んで下さっているかもしれないし、読んでいないかもしれません。
ただ手にとって読んでくださった方たちが「おもしろいなぁ」とか「得したなぁ」とか「人に言おう」とか、そんな風に行動を起こすきっかけになれば嬉しいことこの上なしです。
表現者というのは見てくれる・聞いてくれる人がいて初めて存在が認められるのです。

たびたび書いておりますが、どうぞこれからもITOMAもブログもフェイスブックとかツイッターとかいろいろとよろしくお願いいたします。

【世界で最も尊敬される会社ランキング】

アップルもまた現代の「表現者」に違いありません。




本日のタイトルは、映画「海の上のピアニスト」より。

何か良い物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない

語りたいものを語れる人がいる。
一人ではないというだけで人は生きていけるんだって言葉です。

発信者と視聴者の関係も一緒だと思います。
お互いが喜ぶことができれば、喜びは倍ではなくて二乗ですよね!