孤独な名言「孤独な者は自分の掌を見つめることにすら、熱い涙をさそわれる」by有島武郎

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おはようございます。30手前にして、未だに「今、やるとこだったんだよ」が口癖の火曜担当しもじです。

名前の前の一言自己紹介(?)に年齢ネタを書くことが多いんですが、こんなコラムを発見してちょっと改めようかと思いました。

【「イタい」年上女性だと思われる瞬間8パターン】


そう、自分ではまったく意識せずとも「アラサー」と言われる世代ともなければ、当然、自分より年齢の下の「後輩」がいる年齢。
子供は親の背中を見て育つ、とはよく言ったもので先行く人の背中というのは、よく見えるものです。
そして背を向けている後ろというのは、分かっているつもりでわかっていないものです。
具体的にどんな行動が「イタい」のかというと・・・
<コラムより抜粋>
【1】髪型やメイク、ファッションが、明らかに「若作りすぎる」とき

【2】ひと昔前の流行語を、いまでも普通に使っていたとき

【3】「ミキが」「ユーコは」など、一人称が「自分の名前」だったとき

【4】「ヤバイっすねー!」など、年齢相応の言葉遣いができなかったとき

【5】自分より若い人たちの話題に無理やり割って入ってきたとき

【6】いい大人なのに「若い女の子だから許される」と勘違いしているとき

【7】恋愛や結婚における「理想」が現実離れしているとき

【8】自分のことを「オバサン」と言うなど、自虐的に年齢をネタにしたとき

【2】と【4】と【8】は確実に当てはまる。
【2】に至っては、一昔といわず二昔以上前のネタを出して、同世代にすら「??」顔をさられる始末。

でもなんだね、こうやってみると。
「年上」には自分でも当然できること(当然の分別)を持っていただきたい、との意見でまとまるかな?
年上の女性たちにあてはめてみれば、それよりも更に上の世代の方々に対し、「あんた何年人間やってんのよ」と思ってしまうこと、それを自分がしているかも・・・と振り返ってみるとわかりやすいかもしれません。
自分の姿よりも他人の姿の方が見やすいのは、人間の構造上致し方ないところです。
人の振り見て、我振り直す。

人間ってのは死ぬまで成長できるもんだな、と思います。

そんなことを言うと、真面目な方ほど肩が凝ってしまうのが現代社会。
最近ちょっと疲れてるかも・・・と自覚ある方たちにぴったりの場所に、先日行ってきました!!
それは、神戸花鳥園。

森林浴が人を癒すことは科学的に実証されています。
緑という色は視覚から人を癒し、植物の香りは嗅覚から癒しを与えてくれるといいます。
その点、花鳥園には彩り鮮やかな鳥や花をはじめとした植物たちが所狭しとイキイキと生長中。
私たちの目を楽しませてくれる、この色彩豊かな動植物たちは、言い換えればこれまでの歴史の上で、子孫繁栄のため、美しくなることを「選ばざるをえなかった」種族ともいえます。

最近、現代の技術が一つのブラックボックスを解明しました。
記憶にある方も多いかもしれませんが・・・
爬虫類と鳥類の特徴を持った、「進化」を裏付けると言われる始祖鳥。彼らの羽の色は、黒かったという、ニュースです。


進化論が正しいのであれば、羽の色が黒かった始祖鳥は、さぞ生き辛かったのだろうと思います。
生き辛かったゆえに、花鳥園の鳥たちがあれほど美しい羽根を持つよう進化してきたといえるから。

さて、黒羽の鳥、といえば私たちに馴染み深いのは、鴉(からす)。
私たちは、漆黒の闇にも溶けるような色で全身を飾る姿に、ある時は「神の使い」(熊野の八咫烏、ギリシャ神話にも鴉の逸話があります)として、またある時は「死を運ぶもの」(死神の相棒は黒い鴉、死肉を食べる・・・雑食だからね、という意味でも)とされてきました。
混ざり毛のない色。
すべてを飲みこむ黒。

周りに影響され、何一つ「変わらないこと」ができない我々人間にとっては、鴉の姿が憧れにも恐れにも見えた理由は、何となくでも理解できます。

しかも、今回の研究成果は、鴉が初め(始祖鳥)の羽の色を守り続けてきた、という可能性すら示唆しています。
ほら、中々に日本人が好きな「設定」になってきました。

このことが、より一層鴉を他の鳥と分けられることになると予想。

鴉もそうだけれど、スポーツ選手・アーティスト・芸能人、周りの身近な人たちでも、誰にも追随しない孤高の姿は、いつの時代も私たちの心を揺さぶります。

しかし、孤高には孤独が含まれる。(孤独で気高いって熟語です)
たとえ彼らを褒め称える言葉があったとしても、そんな彼らを慰める言葉はない。
周りからみたら、「慰める必要」なんてないから・・・。

「生き辛さ」「孤独感」を語らず、ただ自身の行動のみで示す孤高の魂を持つ全てにエールを贈りたいと思います。



ということで、本日のタイトルは「孤独」をテーマに。
孤独を知る人というのは、人の温かさを知るひとでもあると思います。