人生名言「人生は 喰てねて起きて 糞たれて 子は親となる 子は親となる」by一休和尚

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おはようございます。昨晩仕掛けたトラップに獲物が引っかかり、最悪な状態で終焉を迎えたブルーでオセンチな火曜担当しもじです。

鳩害に苦しめられている、というのはこのブログでもちょいちょい書いております。
その対策のために、時間もお金も使ってきました。
一時は鳴りを潜めていたヤツらですが、この暑さで避暑のためか日中不在にすることの多いワタクシの部屋のベランダに来ている模様です。
そして、ご丁寧に巣作りと子孫繁栄(卵を産む)はしていくのです。

まぁ、で、ここはやっぱりいいなぁと言っているのか、暑くてたまらんわぁって言っているのかは不明ですが、ベランダに来たら野太い声で歌い始めるのです。

もうね、ずっとずっと不在で、たまに卵とか巣の処理をするだけだったなら、まだ話は違ったんでしょうけど、実際には害はないと彼らなりに察しているのか、追い払っても追い払ってもすぐに戻ってくると段々と堪忍袋の緒も磨り減ってくるもんなんです。

当初は我慢できたことも、2回3回、10回30回50回・・・と回数を重ねれば重ねるほど我慢しがたくなってくるのは何も相手が動物の場合だけではないと思います。

それで、とりあえず、ベランダに入ってくるのを阻止しよう!とこう思ったわけです。
確実なのは、隣のベランダとの間に針金の網を張る事なんですが、留める方法やら網の手配やらを考えるとちょいと面倒になりまして。
変わりに、トラップを仕掛けることにしたんです。
一目でトラップとわかるトラップにして、ベランダに進入することを回避できればな、と思って設置したのが「ネズミ捕り」です。
あぁ、あの昔ながらの(トムとジェリーに出てくるような)やつではなくて、ゴキブリほいほいのねずみバージョンのアレです。
薬局にて購入。

で、ベランダに設置。
1日目は、こちらの思惑通り、見て明らかに不審物があるということで進入を諦めたようでした。シメシメ、といった小さな達成感。
しかし、2日目に当たる昨日月曜の夜。
帰宅後のワタクシを待ち受けていたのは、粘着剤がべっとりついて身動きが取れなくなっている鳩一匹・・・。

遠目からだとピクリとも動かないので、「あぁこれは大変なことをしてしまった」(ミステリー小説などでよくある一節)と思ったのですが、その場合もこの人もお亡くなりになる暑さ。放置することで惨劇がさらなる惨劇を生むことは確か・・・。
ということで、真夜中のベランダにてまたもやガソゴソと作業開始。

すると、粘着力が強すぎるため動けないだけで鳩にはまだ命があり、ホッと一息。
ただ、立体標本のような状態になっているので、とりあえずねずみ取りから鳩をはがしたのですが、大分動きづらい模様。

そして、更なる悲劇が・・・・。
ねずみ取りの残骸を処理するため少し離れた隙に、近所の子猫が鳩を発見してしまったのです。
ヨタヨタと動く鳩は絶好のおもちゃに見えたとみて、子猫は興味津々。
普段だったら人が近づいた逃げるのに、私が至近距離に行っても鳩から眼を離さない執心ぶりです。
ここで、子猫になぶり殺されてしまったら寝覚めが悪すぎると鳩を捕獲することに。
けれど、子猫といえども立派な狩人。
鳩の尾っぽの羽に噛み付いて毟りとっていく様は悲劇としか言いようがありません。

その後、人通りもあまりない場所で猫がいなそうな場所に鳩を逃がしましたが、彼(彼女)が生き延びてくれることを祈るばかりです。

えぇ、面倒だな、という思いの産物が生き物を殺すことになるなんていうのは、人間の醜いエゴに他なりません。

たとえ、何か自分に不利益なことをされた場合に、それが「死」を持って購わなくてはならないことなんて、そうそうないことです。
むしろ、それは理性を持った「人」の間にだけ起こりうることで野生の中では弱肉強食のルールに則り、力あるものが弱者を制するわけなので、やっぱり「不利益→なくしてしまえ」は乱暴なのだと思うのです。

なので、面倒くさがらずに針金の網を設置したいと思います。

思うに、人というのはなまじ考えることができて、手先が使えるので多くの悪いことをしっぱなしなんだと思います。
で、時に落ち込み、時に笑って、時に泣いて、日々が過ぎていくのです。

本日のタイトルは、そんな人生を喝破した一休和尚の言葉より。

人生は 喰てねて起きて 糞たれて 子は親となる 子は親となる

食べて、寝て、起きての間に人はいろいろなことをしているわけです。
そう思ってニュースを見ていたら、一休さんが言っていることは今も昔も通じることなんだなぁとしみじみと思ったりしたわけです。
(無性にセンチメンタル)

<寝て>
【日本の国民病!睡眠障害の女性は老人ホームに入る確率が3倍高い】

睡眠時間が短いというより、睡眠障害によりリスクが高まるというのは怖い話です。



【簡単にできる「屍のポーズ」! 睡眠に匹敵するリラクゼーション効果】

ヨガの屍のポーズが言いようなので、寝る前にこれをして睡眠時間1時間分を稼ぎたいと思います。
屍になりながら、寝てしまいそうですが・・・。


<起きて/仕事>
【有休の取得は権利ではなく「義務」? 労働法学者の異色提言】

有休、とってますか?
取れるんならば取る、というのが大抵の人だと思います。
有休をとらないデメリットは下記の3つだそうです。

一つ目は「休暇が貧弱な雇用社会では、労働社会もまた貧弱となる」可能性があること
二つ目は、「雇用の創出を阻んでいる」可能性があること。
三つ目は、「電力エネルギー消費」が削減しづらい。

「相対性理論」のアインシュタインは、
成功の秘訣は、よく働き、よく遊び、無駄口を慎むことです。
と言っておりますが、「よく遊ぶ」ことを知っている人のほうが仕事にもやる気がでるのは一理あるかもしれません。


<くそたれて/トイレのお話>
【外国人から見た日本 (14) 母国でやりたい日本人の行動】

日本のトイレは本当にきれいにされているところが多いですよね。
それらがほぼ無料で使える(チップでもない)ことも、素晴らしいことです。
トイレ掃除は精神統一にもいいらしいですね。
そして、トイレという空間は手っ取り早く「個人」になれる空間です。
哲学部屋(トレイ)はやっぱり過ごしやすいに越したことはありません。


<子は親となる 子は親となる>
【同性婚の経済効果、NY市では年間200億円以上】

スペインはカトリック教の国ですが、他国に比べても教会の権力が強いと言われます。
現在、その教会より「離婚できる法律」をやめなさい。「同姓婚ができる法律」をやめなさい。と言われているとかなんとか。

一方、たとえキリスト教を信仰していたとしても「自由」が信条のニューヨーカーたちには、自分らしく生きる道を選び、経済的に成功の日の目を見ている模様。

今のこの時代、日本において見るならばニューヨークの方が成功して見えるけれど、更に先の自分たちがいなくなった世界においても正しい(成功)なのかはわからないですよね。物事を評価するっていうのは本当に、大変なことだと思います。


<喰て・・・そして死>
【死刑囚の「最後の晩餐」を再現、米アーティストが写真展】

多くの人は今日自分が死ぬなんて思わずに死を迎えます。
「最後の晩餐」を「最後」と意識して食べることができるのは幸せか、不幸せか。
「死」は怖いので、私は不幸せなことだと思ってしまいます。
でも、せっかくなのでこの質問。
最後の最後に食べるご飯は何がいいですか?

私は塩にぎり飯を選びたいと思います。