ワタクシのふるさとは、徳川家康がいた出世城とも呼ばれる浜松上がある「浜松市」も所属する静岡県西部・遠州にある小さな町です。
遠州で使われる方言を、その名もずばり「遠州弁」といいます。
基本的には「だら、だら」と言っています。
そうだら~など。
語尾は基本伸びる。
そして、実家は農家を営んでいます。
農家も最近はずいぶんとシステマティックになっておりまして、色んな作業を機械が補助してくれます。
高齢化が叫ばれる農業従事者。
身体の衰えをフォローする農機具の発達には素晴らしいものがあります。
そして、それら新しい機械をどんどん取り入れ、学んでいく農家の方々の姿勢には学ぶべき点が多いです。
そんなしもじの実家にも、時々新しい機械がお目見えします。
5月といえば、八十八夜。
お茶処として全国的には名を馳せている静岡ですので、ゴールデンウィークのシーズンはお茶刈シーズンです。
ゴールデンウィークの帰省はお茶刈帰省といっても過言ではないほど、お茶刈作業をしています。
今年のゴールデンウィークの天気は荒れ模様で、関東方面では「竜巻」の甚大な被害が出ておりました。
天気も崩れがちで、行楽に出た方なんかは「あーぁ」と思うことも多かったのではないかと思います。
野良作業にしてもやはり天気が崩れるとあまりよろしくなく、帰省した3日は前日から雨が降り続いていました。
午後になり晴れたので、「さぁお茶を刈ろう」となり、一家総出でお茶畑へ。
お茶ところじゃない方は、もしかしたらお茶はいまだに「手摘み」と思っている方もいるかもしれません。
カゴを背負って、新芽を手で摘む・・・というイメージ。

(4代目菊川茶娘の方々。あれに見えるは茶摘みぢやないかあかねだすきに菅(すげ)の笠、の茶娘ルックです)
デモンストレーションや献上するようなお茶はもしかしたら、手で摘むかもしれませんが、紛いなりにも静岡は茶畑面積日本一です。
手で摘んでいたら時期を逃してしまいます。
乗用茶刈機もだいぶ浸透しています。
こんな機械です。

(静岡が誇るお茶摘機のメーカーOCHIAI http://www.ochiai-1.co.jp/index.html)

(モデル:しもじのダディ)
キャタピラで安定感が高くはありますが、それでも乗用型に向かない土地もあります。
その一つである茶畑が、帰省後初めての畑でした。
そういう場所では、二人が力をあわせて茶刈機を操縦します。
こんなんです。

(静岡が誇るお茶摘機のメーカーOCHIAI http://www.ochiai-1.co.jp/index.html)

(モデル:しもじのパピーとマミー)
で、ある程度お茶がたまると袋を代えていきます。
ワタクシの仕事はその茶袋を運ぶことです。
太陽の光を受けやすいよう、茶畑は斜面に作られています。
斜面をある程度の重みを持った袋を担いで上り下り。
なかなかの重労働です。
それを軽減させようと父が気を利かせて、茶畑中ほどまで車をつけてくれました。
ありがたいです。
が、そこで事件はおきたのです!!
「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」by青島俊作『踊る!大走査線』
その通りです。
正にそこで事件は起きました。
なんと、前日から降っていた雨で緩くなった土壌に、車の足が取られ車が動かなくなったのです。
大変です。
アクセルを踏めども、土をえぐるばかりでちっとも前進しません。
逆に深みにどんどんはまっていき、事態は悪化。
これはダメだと父は悟り、もう一台の車に引っ張ってもらおうと作戦開始。
車に積んであった何の変哲もないロープを編み、ロープとロープを繋ぎ、強度の高いロープを作り上げます。
あまりの手際のよさに「お父さん、かっこいい★」と本気で感動しました。
サバイバルでも何とかなりそうな安心感です。
合計3本のロープを繋ぎ、もう一台の軽トラックにくくり、いざアクセル。
…・・・が、そんな簡単な事態でもなく、もう一台の軽トラックまでもがぬかるみにはまりそうになってしまったのです。
軽トラックの馬力ではどうにもならない、ということが明らかになり、最終的にはトラクターが登場。

↑最新、トラクター。なんか最近のトラクターはすごいらしい。
こんな機会でもないときっと気にも留めない都会人のために、動画があるページリンクを貼っておきます。
http://www.yanmar.co.jp/campaign/eg/index.html
http://www.yanmar.co.jp/
(今年で100周年。ヤン坊、マン坊天気予報でお馴染みのYANMER)
これは、田植え前の田んぼを耕すことにも使われるので、正直、軽トラックがお手上げのぬかるみくらい軽いもん。
しかも馬力もたいしたもので、軽トラックを見事ぬかるみから救助。
あんまりにも余裕すぎて、トラクターのすごさにも感動。
いやぁ、働く車であるトラクターも、この道で40年以上生きる父もすごいね。
いくつになっても親って自分には超えられないものを持っていると思いました。
5月第3週は母の日、その翌月6月第3週は父の日。
母の日の盛り上がりに比べると、ちょっと盛り上がりに欠ける父の日ですが、「お父さんってすごい」というのがわかりづらいからだと思います。
自然界でも多くの場合、オスは狩りに出て実力が発揮できるもの。
お父さんたちの戦場はおうちにはなく、職場にあるんですよね。
働く父の姿を見たら、もうちょっと父の日も盛り上がると思います。
たとえ、会社でいかに思われていようと、子供にとっての親とは特別なものですから。
父がしていた結び方は、ちぢめ結びと思われます。
このページをみると、結び方も含めて紹介されています。
http://labaq.com/archives/51707148.html
憶えていると役に立ちそうですが、実践しなければ絶対に憶えられないと思います。
あと、Amazonが大好きな私はカタログショッピングも好きです。
カタログを捲っているだけでテンションが上がります。
興奮マックスです。
なんだか、ドキドキしますよね!!
会社でお馴染みなのは、こちら!
ASKUL(法人)
http://www.askul.co.jp/
ITOMA編集部では、金曜担当エリーが会社の備品を整備してくれています。
いつも感謝しております。ありがとう。
アスクルのカタログもテンションがあがります。
おんなじようなのが、いくつもあるというのにテンションが上がる。
そのホワイトボード用のペンと、それはどこが違うのか……とか。
あれですね、コレクター魂をくすぐるって感じです。
そんなものが、農業にも存在しておりました!
それが、「日本農業システム」
実際のサイトはこちら。
日本農業システム
http://www.nou.co.jp/
うむ。テンションがあがりますね。
何に使うのか不明なものも、そんなに種類があったのかってものも。
見ているだけでニヤニヤしてしまいます。
農業があるくらいだから、漁業とか林業もあるのかな?とチラッと検索してみたら、「総合サイト」的なものは見つからず・・・。
やっぱり、海の男

これは海の女

とか、山の男

(「そこに山があるから」と名言を残したジョージ・マロリー)
は一味違うんだろうか……
なにはともあれ。
仕事に夢中になっている男性って素敵だと心から思います!
コラムにこんなランキングがありました。
【人気の男性タレントランキング】
気になる順位は……
1位:相葉雅紀
2位:福山雅治
3位:明石家さんま
4位:山口智充(ぐっさん)
5位:岡村隆史
タレントさんはテレビに出て人々に楽しみを与えるのお仕事。
やっぱり働く姿はかっこいいですよね!
もちろん、働く女性もかっこいい。
さらにキレイなら、もう憧れです。
本日のタイトルは、アメーバコラムのランキング
人気の男性タレントランキング
男性タレントNo.1、あなたが選ぶなら? ビデオリサーチが行った「テレビタレントイメージ調査」で、……….≪続きを読む≫
にて、名言が多いと書かれていた明石家さんまさんの言葉をチョイス。
タレント・IMALUさんのお父さんでもあるさんまさん。
どれもよくて悩む「いい言葉」をたくさんおっしゃっています。
これは一例ですが、よければ・・・・
http://matome.naver.jp/odai/2131450086688382301
ウィキペディアの明石家さんまさんの項目でこんな下りが・・・
子供には「お父さん」と呼ばせず「ボス」と呼ばせている。
あれ?あれれ??
ITOMAスタッフEさん(男性)も子供に「ボス」と呼ばれています。
・・・・余談。