こだわる人のこだわり名言「こだわりに妥協しない」byジェームズ・ダイソン

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おはようございます。
一雨一雨ごとに春の足音が大きくなってくる3月第2週。そろそろコートも薄手のものに…と思っている方も多いのではないでしょうか。
服装が難しい時期ではありますが、その服に悩むのもこの時期ならでは…と思うと、服選びもちょっとテンションがあがる気がするワタクシです。

けれど、それほど服に思い入れがないため、基本的にはパンツは年中同じものをはいております。
破けるとか、取り返しの付かない汚れがつかない限りははき続けております。
さすがに上の服は年中同じとはいかないけれど、長袖or半袖という2択で今のところ乗り切っています。

そんなわけで、毎日の服に悩むということは洗濯物が乾かずに「いつものローテーション服」が不足しない限りまずないのですが、百貨店などを覗くとスカーフやスプリングコートなど、春らしいアイテムがいっぱいあるワケです。
んで、そのようなアイテムをしっかり使いこなす「こだわりある女性」も多くいるわけです。

本日のタイトルは、高級掃除機の代名詞「ダイソン」の創始者、ジェームズ・ダイソン氏の言葉から。
彼の妥協しないこだわりが、あの抜群の吸引力を誇る掃除機を作ったのです。
そして、世界中から認められるメーカーを確立したのです。

人それぞれ妥協できないものは違いますが、コラムに「譲れない=妥協できない」ランキングがあったので掲載↓↓↓


【女性編】ちょっと高いものを買うと劇的に変わるものランキング


<女性編>
1位 シャンプー 36.67%
2位 パソコン 13.57%
3位 歯磨き粉 11.43%
4位 ヘッドホン 9.29%
5位 ジャケット 9.05%

木曜担当・バタコちゃんもこだわるシャンプーが第一位にランクイン。
(しもじのシャンプーは105円。もちろんシリコン入りだと思われます)

第二位のパソコンはよくわかります。
何だかんだ、すぐに後続機が出てくるので「最新機種」を買うかどうか悩みますが、そこは最新機種の中で【不要】と思われる機能がない、型落ちを買うことでリーズナブルにいいパソコンをGETしたいところです。
1年後にはそのパソコンが、更に5万円ほど下がったとしてもそれはそれ。
今のご時世、それは致し方ないことです。
そのときには、1年前パソコンを買ったときに払った金額でもっといいスペックのパソコンをGETできるのですから。
そして、そんなことを気にしているといつまでも新しいパソコンは手に入らないことに。
どのタイミングで新しいパソコンが欲しいのか、と考えて購入時期は決めるのがいいと思います。
ネットする、メールする、テキストを書くくらいならば、いいパソコンを買う必要はなく、できるだけ安いパソコンを買うほうが賢かったりします。
(偉そうなことを言っているしもじのミニノートは28000円くらいでGET)

第三位は歯磨き粉。
これはもう本当にこだわりですよね。
歯を白くする効果に優れたものとか、歯周病に効くやつとか、色々あります。
お口が弱点の私としてもこだわった方がいいと思うのですが、薬局の特売品を買っております。
下手したら献血に行って、そこで記念品(?)として歯磨きセットを選んでおります。

第4位のヘッドホン。
これはね、実際、こだわったらすごいです。
友人がBOSEのイヤホンをGETしたとのことで、一度試し聞きさせてもらったんですが、同じデータとは思えないほどの「深み」と「広がり」を体験。
機器付属のイヤホンと違い、堅さのとれた柔らかな音も特長かと。
特に、低音に関しては付属イヤホンでは(おそらく)拾いきれないとこまで拾ってくれるので、それが深みになっていると思われます。
こだわる価値のあるものだと思います。
(大方の予想通り、ワタクシは付属イヤホンであります)

第5位はジャケット。
ジャケットねぇ…。ジャケットを着ると前ボタンがとれそうで怖くて・・・
痩せたらいい話なので、痩せたら着ようと思っています。ジャケット。
今のところは、説明会やレセプションなどの改まった席に呼ばれた場合のみ着用しています。
それすら、シンプルでリーズナブルなユニクロさん頼りです。

こだわっていけばキリがないけれど、このこだわりを守ったり、到達することで人は自身のアイデンティティを確立する一面もあるのでしょう。

ところで、一般的に女性というのは感情や関係性にこだわりを持ち、男性の方が物にこだわりを持つといわれます。
気になる男性の「妥協できない=こだわり」のものランキングがあったので抜粋。

<男性編>
1位 パソコン 25.0%
2位 ヘッドホン 14.6%
3位 シャンプー 12.2%
4位 車 11.3%
5位 ジャケット 9.8%

大きくは変わらないけれど、同道一位はパソコンでしたね。

大きく違いのは第5位の「車」。
車世界の「ちょっと高い」の「ちょっと」がどの程度か大変気になるところではありますが、物にこだわる男性らしいラインナップだと思います。
車は主に乗せていただくものですので、私なぞがこだわりを持つのは大変おこがましいのであります。

エトセトラ。
こだわりを持っている人に、対象物の話を聞くのは好きです。
自分自身が比較的「何でもいいよ派」なので、こだわり人のこだわりポイントを聞くことで、実際そのものを取捨選択するときの知恵とさせていただいております。

こだわりと独りよがりはとてもよく似ております。
一面では同じだし、違う側面では違うもの。
こだわりを人に強要すると「独りよがり」と言われることがあります。

小さな頃、「自分がされて嫌なことはしてはいけません」と言われた人は多いと思います。
でも、この言葉が「では、自分がされて嫌でないことはしても大丈夫」という理論に無意識に入れ替わることがあります。
「自分」というものを構成するのは、周りから影響を受け、その上でいろいろなものを取捨選択したもの。
だからこそ、それぞれの個人が「個性ある自分」を持つことができ、それは全く同じ人はいないということ。
なので、「自分がされて嫌でないこと」が必ずしも誰にとっても嫌でないこととは限らないのです。

電車という密室で短い間でも過ごす見知らぬ人々。
イライラもムカムカもすることがあって、毎日続けばそれはストレスに…
「あなたはよくても私は困る」というどこぞのスローガンにでも使えそうな、下記行動。
無意識にしてはいないでしょうか。


【電車でイラッとする行為ランキング】

<ランキング>
1位:降りる人を待たず乗車
2位:話し声がウルサイ
3位:詰めて座らない
4位:携帯での通話
5位:乗車時の割込み


……大阪(関西)の人は、東京(関東)の人よりも電車でおしゃべりをするそうです。
2位の話し声については、心当たりがあって反省です。
これこそ、私にとって「私は大丈夫。きっとみんなも大丈夫」という甘えから来ている行動です。

順位がテレコですが、1位の降りる人を待たずに乗車については、月曜担当・カワノさんが時々憤っております。
降りる人優先は、乗り物ではルールです。
カワノさんいわく「降ります!」と声をかければ、人は道を譲ってくれるそうです。
乗り込むときも、降りる人がいないかをチェックしてから歩を進めましょう。
並んでいる人が乗り切るまでは電車も確実に止まっていますからね!
じゃないと、大惨事が起きます。
電車に引きずられるという、かなりスプラッタな恐ろしい事態が……

ランキングを見てみると、イライラの原因はルール違反ということになります。
ルールは円滑な動きをする上で守るべきものですが、急いでいるときほどこのルールが邪魔くさい。
大丈夫、私だけならばそれほど影響はない。と考えがちですが、これもまた「独りよがり」。
世界人口60億人超。日本人口1億2千万人。
今日急いでいる人は決して一人ではなく、思っているよりもみんな急いでいるものです。ので、急いでいるときほど「急がば回れ」ルールを守った方が物事スムーズに進みます。
イライラを積み込んだ電車より、フラットないし温かい気持ちを積んだ電車が乗り心地がよいのは誰もがわかるところ。

















そんな大きな心をもった人間に、私はなりたい。














急いでいたら猪突猛進で前しか向かずに突き進むワタクシには、とてもとてもハードルの高いお話でした。
でもきっと、そのような寛容で大きな心の人が幸せな家庭を築くんだろうなと下↓↓のコラムを見て思いました。


【ネタバレもありの徹底解明コラム】波平さんとフネさんはドラマチックな恋愛結婚!?

フネさん…、いい人だと思います。
というか波平さん、54歳なのか。
ワカメちゃん成人のときには何歳だろうか。
先にくる苦労を思うと応援したくなる。
大人になってサザエさんを見ると、きっと子ども当時とは全く違う感想を抱くんだろうな。
共感する先が、カツオくんやワカメちゃんではなくてフネさんや波平さん、マスオさんになって……



「道にこだわりすぎるものは、かえって道を見失う」by安部公房



こだわりを持つことは「私」のためにとても大切ですが、それとは別に「客観視」できる目がなければ、進むべき道を間違える、とのありがたいお言葉。


師曰く「中庸の徳たるや至れるかな」〔論語〕

中庸が一番だよと、孔子さん(言わずと知れた儒教の祖)も言っている。
アリストテレス(世界的にチョー有名な哲学者)もその倫理学の中心概念として、過大と過小の両極の正しい中間(中庸)を一番の徳と考えている。

やりすぎもやりなさすぎもダメってことだね。
でも、それができないのが人間ってやつなんだ。


哲学を考えるといつもグルグル、グルグルと円形トラックを周回している気分になる。
でも、頭がフル回転している気がしてたまにしたくなる。
一種コレは、私のこだわり行為です。